Archive for 7月, 2010

「とも言われております」

水曜日, 7月 7th, 2010
例年,この時期にバス旅行に出掛けています。

今年は長野県へ行ってきました。




車中では、バスガイドさんが色々案内をしてくれるのですが

なかなかうまいなと思ったのは、ガイドさんの”言い回し”です。


「この地方は,○○が日本一とも言われております。」

「ここで採れる△△は,××に効くとも言われております。」

といった具合です。


「○○が日本一なんていったって

もしかしたら別の地域に抜かれているかも知れない。」

「医者でもないのに,本当に××に効くなんて言っていいのか?」

なんて意地悪な揚げ足取りを回避する絶妙な表現が

「・・・とも言われております。

です。


旅行にしている人にとっては

正確な情報ではなく、BGMとしての案内が欲しいだけですから

これでいいのです。


思い起こしてみれば、以前の旅行の時も

「・・・とも言われております。

という言い回しを使っていたような気がするので

もしかしたらこれはバスガイド界の定番表現なのかも知れません。



もっとも、いくら便利だからと言って

弁護士が法律相談で「・・・とも言われております。」というわけにはいかないでしょう。

ハナビラタケ

月曜日, 7月 5th, 2010
秋はまだまだ先ですが、山にはキノコが大分出てきているようです。

ということで、早速土曜日に、キノコ探しに出掛けました。


何の特徴もない一般的なキノコは、逆に何のキノコだが調べにくいですが

前回アミガサタケのように個性的なキノコは、比較的特定しやすいです。


今回も、変わった形のキノコを発見しました。



図鑑で調べてみると、ハナビラタケに間違いなさそうです。


ハナビラタケは、健康食品に多く使われているようで

インターネットで検索してみると

通販サイトがたくさん出てきました。


採取して持ち帰り、ベーコンと一緒にバター炒めにして食べてみました。

バターのせいか風味はよくわかりませんでしたが

歯ごたえはとてもよく、かなりいけます。


ハナビラタケは秋まで採れるそうなので、今後も楽しみです。


他にも、オオキツネタケらしきものも発見しました。



オオキツネタケは、食べられると書いてある本もありますが

人や動物の尿を栄養として発生するきのこだとのこと。

それを知ってしまったら食べる気が起きませんでした。


他にもいくつか個性的キノコをみつけましたが

なんだか分かりませんでした。


まだまだ勉強が必要です。

血液型

金曜日, 7月 2nd, 2010
血液型と性格に関係があると思っている人は多いようです。

10年以上前のことですが

野球では投手と野手では向き不向きが

性格で違うと耳にしたことがあったので

血液型との関連を調べてみようと思い立ったことがありました。

パラパラと選手名鑑をめくり

思いつく有名な選手を見ていきます。

すると、投手は圧倒的にA型が多く

野手は別の血液型(何だったか覚えていません)が多いようでした。

この結果、どうも血液型と関連がありそうです。

しかし、もう一度検証しようと思い

前年の打撃30傑と,投手30傑について

血液型を調べてみました。

すると、投手の血液型の比率は見事なまでに

野手の血液型の比率と同じでした。

つまり,血液型と野手か投手かにはほとんど関連がなさそうです。

この調査でおもしろいなぁ、と思ったことは

何か関連があるのでは?と

ランダムに見ていくと

関連がありそうに見えてしまったことです。

先入観に基づいてものを見ると

誤って判断してしまうこともあるということです。

今でもこの事は心に留めていて

仕事で証拠書類などを見るときは

先入観をもたずにできる限り冷静に分析しています。

当事務所の過払い金回収

木曜日, 7月 1st, 2010
「貸金業者から、返しすぎたお金を取り戻す」
これが、過払い金回収です。


当事務所の過払い金回収は、他の事務所とはひと味違います。


そもそも過払い金は、本来なら貸金業者が自主的に返すすべきものですが

実際には、弁護士が請求するなり

裁判を起こすなりしないとなかなか返してはもらえません。

過払い請求を受けた業者の対応は

貸金業者ごとに千差万別です。

ただ、ほとんどの貸金業者に共通して言えることは

はじめから全額返しますとは言わず

全額より少なめの金額を返しましょうと言ってくることです。


ここからは貸金業者ごとに

交渉をすれば全額返すのか?

訴訟を起こさないと返してこないのか?

訴訟を起こせばすぐ返してくるのか?

いたずらに訴訟を長引かせてずるずると結論を先延ばしにするのか?

などと対応が様々です。


そこで、過払い金を回収する際に重要になってくるのが

貸金業者ごとの和解ラインの情報を把握することです。

和解ラインを把握しておけば

無駄な交渉がなくなり、早期解決につながります。


当事務所は、多数の弁護士が所属し

さまざまな貸金業者に対して過払い金回収の実績があります。

蓄積された情報力により、よりスムーズに過払い金を回収することができます。

また当事務所では、弁護士自ら貸金業者と交渉します

この業者はこの程度という安易な交渉ではなく、

かなり強気に、少しでも多く返してもらうよう交渉します。

そして、その情報を事務所内で共有し

次回の交渉の材料にします。


ただ、これだけでは当事務所の過払い金回収が

ほかの事務所と違うとは言い切れません。

最近では、全額またはそれに近い金額を取り返すためには

訴訟をせざるを得ないものも増えていますので

今では過払い金回収のために、多くの弁護士が訴訟を起こしているからです。


では、情報力、弁護士による交渉、積極的な訴訟以外に当事務所は何が違うのでしょうか?

それは、依頼者に随時状況を報告し、入念に打合せを行った上で
方針を決定しているという点です。


合理的に仕事をするなら、全件訴訟、一律和解等がいいのかもしれません。

しかし当事務所では、過払い金回収についても

離婚や相続その他の依頼と同様に

依頼者とじゅうぶんに話し合い、

依頼者の意志を尊重しながら、慎重に処理をします。

当事務所では、過払い回収についても、全く同じです。


例えば金融業者が提示した金額と

裁判することによって返ってくるであろう金額に

5万円のずれがあった場合、

時間がかかっても、訴訟を起こしてでもきっちり返してほしい依頼者もいれば

少しくらい安くてもいいから早く返してほしい返してほしい依頼者もいます。

また、そもそも裁判を起こすなんて

なんだか物騒だからいやだなぁという価値観の依頼者もいるでしょう。

さらにはこの貸金業者には感謝しているから

ちょっとくらいなら金額が低くなってしまってもいいが

あの貸金業者は本当にひどかったから

耳を揃えてキッチリ返してもらうぞという依頼者もいるかもしれません。


当事務所では、このような依頼者ごとの意向をきちんと踏まえたうえで

最善の解決を目指しています。


当事務所の過払い金回収についてはこちらをご覧下さい。