松茸

キノコ採りをするようになって何年かたちますが,
松茸をとったことはありません。

おそらく,山小屋周辺では採れないのだろうと思います。

まあ,取り立てて,松茸が食べたい
という分けでもないので,
特に気にもしていませんでした。

しかし,世の中では,何故,
あんなに松茸を珍重するんだろう。

この時期,どこでもそうでしょうが
山小屋周辺の幹線道路でも,
軽トラのようなもので,キノコを売っている人があらわれます。
松茸,○○円

そんなに,騒ぐほど・・・・
考えてみると,松茸はどんな味なのか
自分がよく分かっていないことに気づきました。

レトルトの松茸ご飯の素のようなものを
食べた記憶はあり,まあ,それなりに
うまいという位の印象。

どこかで,和食を食べていて
土瓶蒸しを食べた記憶があって,
それなりにうまかった印象。

しかし,例えばシイタケのように,
これが松茸の香りだと
確信をもてる記憶がないことに気づきました。

そんな話を妻としていたら,
輸入物の松茸を買ってきてくれ,
松茸ご飯になりました。

うまい。

さすがに,騒ぐだけのことはあります。
松茸はこんなに,さわやかな香りがするのか
びっくりしました。
たしかに,こんな上品な香りがする
キノコはありません。

松茸は騒がれるだけのことはある。
ということが,よく分かりました。

 

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