久しぶりの感覚

時の流れが早くなったせいか,スキーシーズンも始まったかと思ったら終わっています。
久しぶりに足がすくんだ,というのが今シーズンの出来事です。

よく調べもせずに行ったスキー場(北志賀竜王?)なのですが,上級者コースはヘルメット着用していないと不可,
レンタルスキー利用者も不可,コース入り口は監視されています。

ヘルメットなんて持っていなかったので,他のコースで楽しもうと思うのですが,他のコースは緩斜面ばかりでどうにもなりません。
特殊な規制をしているだけあって,レンタルショップで安くヘルメットだけ借りることが出来ました。
いざ,コースへ。
ところが,スタートから急だしせまいしで,「やめとこうか」という気になります。
しばらく逡巡。こんなのいつ以来でしょうか。ゲレンデでこんな気になるとは思いませんでした。

いいわけをすると,ふつうのスキーであれば余裕なはずです。ふうでない事情としては。
①テレマークスキーである。
アルペンスキーより,色々と難しい。
②靴がサンダル状況。
10年以上経過した靴は,インナーがへたってサンダル履きのよう。
今シーズン,子ども用にスキー靴を新調しました。子どもも成長し私と同サイズだったので,履いて滑ってみたのですが
スキー靴ってこんなに履きにくかったんだ,とびっくりしました。そして,がっちりホールドします。
その後,自分のスキーをはくと,まるでサンダル履きでスキーをしているような気になります。
そういえば,たまに(さらに難易度が高い)革靴細板のテレマークで滑るのですが,スキー靴に比べるとほとんどホールドしてくれない革靴でも
ほとんど違和感なく滑ってましたので,ほとんど靴によるフォローはなかったのだろうと思います。
③ずいぶんと斜面チャレンジがない。
ストックなしですべったり,山荘周辺の重雪をすべったりということはあっても,せまい急斜面にチャレンジということがなかったので
こういう場合どうするんだっけ?というのがすっかり忘れている。

でも,すべりたしてみると,雪の状況が最高に近かったので,問題なくすべることができ,一安心でした。
もっとも,あいかわらず息が上がってしまって,休み休みでないと進めないのはなんともです。

昔,山の中をスキーに行ったり,岩をよじ登ったりしていた頃は,怖くなって後悔してひきかえそうかとうじうじ悩んで,
最後にエイヤというのはよくあったのですが,最近はだいぶご無沙汰していました。
たまにはよいような気もします。

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