Archive for the ‘弁護士勝俣豪の日常’ Category

測定

水曜日, 11月 27th, 2019

以前,肩掛けスピーカーの使い方イメージが湧きにくいというようなことを書きました(利用法)。もう少し一般的な利用法を見つけました。
最近はオフロードバイクによく乗りますが,公道の移動はもっぱらバイクを積んだハイエースです。思いのほか乗り心地も悪くなく,目線がかなり高い(SUVなんかよりさらに高い)ので,それなりに快適です。
でも,高速道路を走ったときの風切音だがロードノイズだか,騒音は大きいです。一応,カーオーディオを入れてはいますが,リズムと声くらいしかよく聞こえません。それでよい音楽もあるのですが,もう少し小難しいところに注力しているものだと,音楽とは言えなくなってしまいます。
そこで,肩掛けスピーカーを試してみると,なかなかです。少なくともカーオーディオで聞くよりは大幅に良いです。おそらくは,商用車のオーディオ環境は似たり寄ったりでしょうから,こんな使い方をされているのかもしれません。



最近,アップルウォッチを試してみる気になりました。これは騒音も図ってくれるのですが,ハイエースで高速移動している時間帯は,100dBをそれなりに超える騒音が記録されています。先日の日曜日に,モトクロス草レースのの超初心者クラス的なものに参加したのですが,記録されているグラフをみるとレース中とハイエース乗車中の騒音レベルはほぼ同レベルのようです。そんなわけで,この週は環境音レベル大という警告がでています。



オフロードバイクに乗ることは,とてもよい運動です。と言っても,バイクに興味のない人はそれがどういう乗り物であるかの視覚的なイメージがないようです。そして,一般的なイメージからすると,バイクに乗ることが運動になるといっても,何か比喩を言われているように思われ,伝えるのが難しいところです。
アップルウォッチは心拍数を図っています。で,オフロードバイクに乗っているときは,振動が似ているのかiPhoneやアップルウォッチは歩いていると認識しています。そして,オフロードバイクに乗った日の歩行時平均心拍数は150前後と記録されています。これが概ねバイクに乗っているときの平均心拍数と思われます。軽く調べた限りだと,たいそうな運動をしている数値のようです。もちろん,怖くて心拍数が上がっている部分もあるでしょうし,バイクの振動を歩行と勘違いするように心拍数測定もやや怪しいとは思いますが,まあ運動になっていることは間違いなさそうです。





競争心なきレース

月曜日, 6月 17th, 2019
4月のデビューに続いて,先日2度めのレース,オフロードバイクのエンデューロレースというものに参加しました。
基本的には,山の中のコース(登山道のようなところ)を登ったり降りたりするものです。
普通は歩いては登ったり降りたりしないような急坂も多く,恐怖で精神がすり減ります。
私のiphoneの万歩計はオフロードバイクに乗っていると,歩いていると勘違いして歩数を数えてくれるのですが,レースの日は210階分の階段を登ったことになっています(ちなみに歩数は15000歩強)。
さて私は競争嫌いなのですが,なぜレースを楽しめるのかという問題もあります。
レースを勧められたときは,「競争はどうも・・」と拒絶です。
ただ,オフロードバイクを存分に走らせられる環境というのは実際あまりない中で,レースに出るのがもっとも楽しいという話がありました。そこで,ふと所内のマラソン好きの弁護士の「マラソンは普段みれない景色を見れるのが楽しい」という話とつながって,面白いかもという気になったのです。

あくまで競争嫌いですから,レースが始まった途端に戦闘モードに入ったりはしません。
先日のレースは一斉スタートだったのですが,スタート直後の混乱が嫌だったのもあり,全員が行ってしまって,だいぶ離れてしまったからゆっくりとスタートしました。チーム競技であれば「無気力」とか嫌味を言われがちな展開ですが,個人競技なのでその心配はありません。
で,走行中も走っている他のバイクを抜くことは一度もなく(もちろん,抜くだけのスキルがないのです),後方から来る無数のバイクに適宜道を譲りながら(譲ってないのに,うまいこと細い道を使って抜いていく人には「すげー!」と感心しながら),走りきりました。

とはいえ3時間の耐久レースなので,他の人が休んでいる間もちんたら走っていたこともあり,ビリにはならず,順位は上から7,8割ゾーンといったところでした。その日の出場者の中で,おそらく一番あとから初めたけど,この半年はおそらく一番練習しているはず,そして自分の運動神経のなさといったところを勘案すると,まあこんなもんだろうというところでした。

まあ順位も出ると気になってしまって,それはそれで嫌なのですが,こればかりはしょうがないです。

学生の頃は,登山系の趣味の中で,滝や岩を登っていました。普段スキルを磨いておいて,本番は恐怖に耐えながらなんとか登り切る,というような遊びです。レースは,これに近い感覚で楽しんでいます。

時代の区切り

月曜日, 4月 15th, 2019
新元号が決まりました。
平成になったとき,私は高校2年でした。今,上の子が高校1年ですので,ちょうど一世代を感じます。

平成になったときの2月頃,学校が休みになったので,伊豆に出かけることにしました。
その直前に,スズキの50ccのオフロードバイクを手に入れていましたので,格好の連休でした。
本当は,オンロードバイクがよかったのですが,予算の関係で不人気で安かったモデルを買いました。
伊豆ツーリングは,真鶴駅そばの歩道橋の下,伊豆高原駅の駅舎,下田駅の駅舎といったあたりが宿泊場所で,それはそれで楽しめました。

ここで予想外だったのが,オフロードバイクで林道等を走るのは予想外に面白かったことです。
のちに大学時代,オンロードバイクを買ったときも,すぐに物足りなくなり,すぐにオフロードバイクに買い換えました。

その後バイクには乗らなくなりましたが,ここ2年ほど前から再燃しだし,ここ半年でいっきに盛り上がって,つい先日,エンデューロレースなるものに参加しました。

そんなわけで,いくつかのことの重なりあいを感じながら,改元を迎えそうです。

水泳終了

木曜日, 1月 31st, 2019
8年ほど前に,子どもに水泳を教える目的でスポーツクラブに入り,その後も土日のどちらかに30分ほど泳ぐという生活を続けていました。
昨秋あたりから,関心が他のところに移って,泳ぎに行かなくなりましたので,先日,スポーツクラブを退会しました。

水泳は基本的に好きではありません。
スポーツにおける嫌悪要素である苦痛(息が苦しい,足がプラスチックのブイひものようなものにぶつかって痛い)や競争的要素が強いからです。
ただ,走ることに比べれば,工夫や上達の要素が大きそうだったので,そのような関心がありました。

そこでTI法という泳法を独自に理解して,スピードは一切気にせず,歩く様にラクに泳ぐ方向性での研究と練習を重ねることにしました。
水中での抵抗をなくす姿勢をとることの訓練にいそしむことによって,ラクに泳げる様になるという方向性です。
最終的には,ひとかきで2m程(左右で4m程ということ)すすむようになりました。
「かく」といってもこの泳ぎ方の場合は,手で水をかくのは無意味ということらしく,手をつくような動作をしながら,体を回すというイメージです。
うまく回せたときは,足の表面(ももとか足の甲とか)で水をとらえたようか感覚があり,ぐっと進みます。
でも,その感覚を重視しすぎると,気合いの入った泳ぎになり疲れてしまいますので,ほどほどにという感じです。

まあ,そんなところで,何か特殊な技法を少しはマスターした感はありますが,水泳は終了になりました。

この1年で読んだ本

火曜日, 12月 25th, 2018
新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで
免疫という言葉はよく出てくるけれど,実際の仕組みは何となくのイメージしかありませんでした。そのあたりがだいぶ明確になりました。
完全に理解できたわけではないですが,わかりやすいです。

自然言語処理の基本と技術
流行りのAIですが,昨年,ディープラーニングなるものの基本的なプログラムを写経的に書いてみたりして,なんとなくイメージはつかめました。でも,画像認識はともかく,こんなやり口で言葉を処理なんてできるのか?というあたりの疑問から読んだ本。
おそらくのところ,PCの日本語入力システムがおかしな変換をしていたり,自動翻訳が変だったりする限りは,AIが日常会話に対応できるるまでに遠い道のりがあると考えてよさそうです。

アフリカ 希望の大陸 -11億人のエネルギーと創造性-
本を読む理由の一つは自分の常識感を壊すことにあります。正直,現代アフリカはほとんどイメージがなかったので,そんなことを期待して読んだ本。

残酷すぎる成功法則
タイトルはうさんくさいのですが,とても良い本。
なるほどと思うような,研究成果が多数,紹介されています。

江副浩正
ビジネス書の中でリクルート本(リクルートがいかすごいか,リクルートではどういう仕事の仕方をしているか)というのは一つのジャンルと言えます。
そのリクルートを作った江副氏を比較的に好意的に書いている伝記。
リクルートの株のほとんど手放した後に,リクルート幹部等からの冷ややかな対応をされた件は,身につまされます。

「病は気から」を科学する
面白かったです。
多くの薬の効能はプラセボ効果による。
劇的に聞くと評判の薬がプラセボと同程度の効果しかなかったので,医学的に効能がないということになった。でも,プラセボでもその薬でも,多くの患者が治っていた。
(以下,本の内容でなく私の印象)
医学的に正しいことと,病気を治療したり症状を軽減したりするために大切なことは,矛盾することも多いということでしょう。
抗生物質は医学的には風邪には聞かない。でも抗生物質を欲しがる患者の多くは,それを飲むとプラセボで風邪が治る(少なくとも自覚症状では元気になる)のではないかと思います。
医者の対応として,どちらが正しいとは一概にはいえなかろうと思います。

ティール組織-マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
自主運営組織について,様々な事例を取り上げている本。
当事務所の運営について,企業型運営に疑問を感じている中で,さらに管理をやめてみようと思うきっかけになりました。
もともと当事務所は自主運営的要素が強いとは思いますが(この本に取り上げられる程ではないにしろ),今年はさらに実験的に踏み出しました。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
実績を上げたら○円上げるというモチベーション管理が機能するのは単純作業だけで,多少でもクリエイティブさが要求される仕事には逆効果
ということのようです。人間が直感的に有効と思って実践している,人間の管理方法(言うことを聞かなければ怒ってみる,お金を目の前にぶら下げれば頑張る)は多くの実験によって有効性が否定されている。が,ビジネスの現場では,未だに旧来の管理法が幅を効かせているということらしい。
事務所運営をしていて納得いく部分も多くあるが,完全にそうとは言い切れないと思う部分も。不動産の営業のような仕事から歩合の要素をなくしてうまくくとも思えない,とか。いずれにしろ,この問題は難しい。

脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方
それなりに面白かったです。
ただ,この手の翻訳書の中では,論証にゆるさを感じました。

マルクス・アウレリウス 自省録
ひとつくらいは古典をということで。
大学の頃に色々哲学書を読んでいた頃は,ローマ時代は軽視していました。でもがっつり読むエネルギーを注げない状況では,ローマ時代の軽さはちょうどよいです。

集合知とは何か ネット時代の「知」のゆくえ
「会議や議論はたいてい意味がない」というのが現時点での私の印象です。でも,アメリカの快進撃企業の本を読んでいると議論の重要性がよく説かれています。いまいち理由がつかめない中で,グーグルの本に書いてあったのが「集合知」という概念。どうも,集団のほうがよい結論を出せるという理論があるらしい。ということで読んでみた本。
でも集合知が機能する場合も,情報源の独立性を保つことが肝要なよう。そうであれば会議や議論するより,個別に意見聴取したほうがよい気がします。そうすると集合知の理論は会議・議論有用説の論拠にはならなそうということで,会議有用論にはなりませんでした。
前記のティール型組織にも取り上げられていますし,当事務所でも行っているように,意見聴取だけして,どんどん進めるほうがよい場合が多い気がします。
本自体は,日本人が書いている本とは思えないくらい,思考の質が高いです。

失われてゆく,我々の内なる細菌
今年は少なめでしたが,細菌系。ピロリ菌除去がトレンドですが,ことはそう単純ではないらしい。

未来型国家エストニアの挑戦 電子政府がひらく世界
日本の司法もこれから5年10年で大幅にIT化をすすめるようです。
電子政府の基本となるのはマイナンバーのようです。
たまに住民票や印鑑証明等をとりに行きますが,大半は,それを別の役所に提出するためです。日本中で,ある役所から書類を取り寄せて,別の役所に提出するということをしていますが,このような無駄がなくなるということなのでしょう。

生物から見た世界
自分の長期的な課題のひとつは,空間や時間が人間の主観的な枠組みにすぎないことを自分なりに納得することです(カントからの宿題と思っています)。
色は,電磁波のうちの一部の波長について,視神経が勝手に色にしているだけなので,人間の主観的な枠組みであることはわかりやすい。
因果関係も,人間が因果関係を見いだすものの多くは,間違っていることが多いこと,無数の出来事の複雑な相互関係について単純な因果関係を見いだすことが無意味なことからも,主観的枠組みに過ぎないことは納得しつつあります。
空間や時間は,なかなか難しいです。感覚器官が全く異なる生物の世界は,この問題を考える上での様々な示唆を与えてくれます。

ファスト&スロー(上)(下)
すごくよい本です。この何年かで読んだ本の中でナンバーワンです。
法律書ではないですが,弁護士を職業にするのであれば,是非読むべき本と言えます。
所内での掲示板に,この本等の行動経済学や心理学が弁護士実務にどのような示唆を与えるかの連載をし,既に1万3000字程の原稿量になっています。
なぜ,負け筋の依頼者は和解で強気になるのか,等。

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム
こういう話を「理論」と呼ぶのはどうか?という感じ。
個々の消費者ごとの物語を想像してみましょう。そうしたら何か思いつくかも。
という話です。

コンテナ物語
コンテナによって海運が変化していった流れを追った本。
イノベーションというものが,いかに予測不能な形で様々なことを変えていくのかというダイナミズムはとてもおもしろいです。先のことはわからないとしか言いようがない。

偶然の科学
ファスト&スローがとても面白かったので,同系の本を読みたくて購入。
前半は結構面白かったです。

NETFLIXの最強の人事戦略~自由と責任の文化を築く~
社員は仕事をするために。を徹底しています。
仕事に必要な限りで徹底的に高待遇。今後の仕事に必要がなければ,そこで契約終了。
を徹底しています。

誰もが嘘をついている~ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性~
「人間とはこういうもの」ということは,人間は色々な考えを編み出しますが,たいていのところデタラメです。ですから,「こうなんではないか」と思っても,おしゃべりで話すだけならともかく,実際に重要な行動に移すためには,データの裏付けを意識する必要があります。でも,ふつうはそのようなデータがとれることは多くありません。
ただ,誰がどのような言葉を検索しているか,というデータが入手できる様になり,少しだけ,裏付けをとれることがらが増えたといえます。

昨日までの世界(上)(下)~文明の源流と人類の未来
人間の認識構造を理解する上で,脳の構造,生物学の本,人工知能の本,心理学の本といったものは興味深いです。これと並んで,全く異文化,特に原始的な生活を送る人間がどのようにしているのか,ということは示唆が多いといえます。
ただ,銃・病原菌・鉄の方が,切れがあって面白かった気がします。
狩猟採集民のほとんどは,ほとんど塩分をとっていない。精製塩がないから,当たり前で,生の植物や肉に含まれているわずかな塩分のみを摂取しています。
(以下,私の印象)そう考えると,運動したら塩分が必要だなんだという現代的な推奨も,眉唾な気がします。そうしないと熱中症になりやすい体質の人もいる,自分がそういう体質かもしれないから,念の為,摂取しておきましょう。というレベルの理解が正しいものと思われます。

スタンディング

火曜日, 7月 31st, 2018
二俣川の事務所がさらに駅に近くなり、
一日ほとんど座っているということが、ますます気になります。

楽なことは楽ですが、いつかそのツケをはらうことになるのではないか、
という気がします。

そのような次第で、机の上の物置台の上にPCをセットし、
スタンディングポジションで仕事をするようにしてみました。

1日2日は、おおむね立つようにしていたのですが、それなりに疲れてきます。
と同時に、調べだすとずっと立っているのもよくないだなんだということで、
今は、1台のPCを台の上、もう1台を普通の高さにして、立ったり座ったりしています。

いくつかの集計作業だったり、PC修復系の作業で根を詰める作業をすると、
作業中の姿勢が悪いせいか、あとで頭痛になることがあります。

そいう作業をするときは、できるだけスタンディングポジションをとるようにしています。

いまのところ、電車で立っていても、あまり疲れなくなる、という程度の効果は実感しています。

めいそう

火曜日, 6月 26th, 2018
座禅,瞑想,丹田呼吸というのはなにかと出てきます。
私自身は,剣道のあたりではじまって,速読法の本を読んだら
丹田呼吸で集中力を増すのが前提ということになっていて。
しかし,そんなにゆっくり呼吸をするというのは著しく困難で,
とてもできません。

最近は,日本よりアメリカのほうが,瞑想が盛んなようで,
その手の本では,呼吸の制御は不要とのことなので,
呼吸の苦しさからは解放されます。
といっても,2分もすれば,「もう何分たったのか」
「いい加減終わりたい」という気持ちが強くなって
リラックスするどころか,イライラがつのるばかりです。

というわけで,瞑想の類は挫折の経験しかありませんでした。

そんな折に好奇心でみつけたのが
muse
です。
頭につけてスマホとイヤフォンと連動させて,
脳波がよい状況だとピヨピヨと鳥が鳴き,
だめだと風がザーザー吹く音がするという代物です。

驚くべきことに,これを手に入れてから3ヶ月間,毎日,瞑想が続いています。
20分くらいの瞑想は余裕でできます。
音をなんとかしようとジタバタしているうちに,時間が経過するようです。
こんなんで,役に立っているのかわかりませんが,
ジタバタしているうちに,後半には脳波がマシになっている(終わった後にグラフがでる)
ことも多いので,やらないよりはよさそうです。

脳波の測定というもの自体は,こちらの主観的な気分と関係なく
だめなときは徹底的にだめで,よいときはよかったりするので,
結構適当な機械なのでは?という疑念はありますが,
とりあえず続けられるという点ではすぐれものです。

利用法

水曜日, 5月 9th, 2018
我が家の原始的なスポーツカーにはドアがないだけでなく,オーディオ類もありません。
楽しい道を走っているときはよいのですが,そこまでの道のりは,音楽でも聞けたほうが楽しいです。

ということで,最近良く出ている小型のブルートゥーススピーカーを買ってみました。周りの騒音は大したもので,なんとなくリズムが聞こえるだけでいまいちです。もっと大きなスピーカーを買えば,よく聞こえると思いますが,道行く人にも聞こえてしまいそうでガラが悪いです。

ヘッドフォンをつければ,よく聞こえると思いますが,運転中なので,安全面が気になります。

そんな折,肩掛けスピーカーなるものを見つけました。
これであれば,周りの音も聞こえるし,大音響でなくても自分には十分聞こえます。
Bose SoundWear Companion speaker というものです。

購入当時は,日本では未発売だったので,amazon.comで買いました。
でも,意外と車で出かける日がないと思っているうちに,日本でも発売になりました。

実際に使ってみると理想通りのカーオディオ環境が出来上がります。

とはいえ,他に使いみちがあるのか不明の商品です。
家だと周りにもそれなりに音が聞こえるので,それならスピーカーで聞けばよいような気もするし。
バイクだとヘルメットがあってあまり聞こえないだろうし,自転車だと落ちそうだし。

でも,発売してそれほど日が経っていないのに,アマゾンのレビュー数がそれなりの件数です。私同様,特殊な要望があって,ぴったりの利用目的を思いついた人がそれなりにいるのでしょう。

 
 

ロガー

月曜日, 4月 23rd, 2018
寒冷地では水抜きという作業が必要になります。
水道管から水を抜いて,水道管凍結による破裂を予防します。
とはいえ,山小屋を利用するたびに水出し水抜きをするのは面倒なので,わが山小屋は特殊仕様になっています。
配管を地下室に集中させて,その地下室を深夜電力で温めて凍結を防ぐというシステムです。
ところが,そのシステムが想定している場所より過酷なせいか,ここ10年弱の間に2度程,寒さに絶えきれずに蛇口等が破損しました。

今年の冬は序盤がかなり寒かったので,またやられるのではないかと心配になりました。
そこで,とりあえず対策を考える上で購入したのが
Eltech 温度データーロガー 16000メモリー 収録解析 RC-4

たんたんと温度を計測し記録してくれる装置です。
(見た目は値段に応じてチャチですし,使い方も結構試行錯誤が必要です。)
これを不在中の山小屋に設置すれば,いつどのようなときに凍結しそうになるのかを把握できるはずです。
まずは地下ピットと通気口を通じてつながっている洗面所の温度を測定
ここは日差しが多少はいるせいか,日中は温度が上がり,夜中に下がります。でも氷点下になる気配はほとんどありません。
次に,地下ピット。ここは深夜電力が働く夜中に温度が上がり,日中は下がります。全体にかなり温かいです。
次に日差しが入りにくい洗面所下の配管部分。ここは日中温度があがり,夜中に下がります。
記録している中で氷点下にはりませんでしたが,上2つに比べると一番温度が低い感じがします。
なんて,測っているうちに(ひとつしか買っていないので,山小屋にいくごとに設置場所の変更を行う),無事に春になりました。

記録を開始する前は,サーモスタットと小型のオイルヒーターを接続し,氷点下になったらオイルヒーターが動くようにするのがよいのではと考えていました。
でも,上記の記録内容からすると,一番怪しい洗面所下の配管が凍りそうになっているとき,そのすぐ下の地下ピットは随分温かい状況のようです。
そうなると,サーモスタットと小型の扇風機を接続し,地下ピットの空気をかき混ぜて,温かい空気が通気孔経由で洗面所下にあがるようにすればよいのではないか,
と考えています。

 

測定

日曜日, 4月 15th, 2018
毎夏ですが,子供の夏休みの自由課題の類は多少まきこまれます。
どうも表やグラフを使うことが必須ということのようです。

自分も子供の頃は,この手のことは思いつけなくて苦労をした記憶はあります。物事を淡々と処理する習慣がついた今からすると,表やグラフの課題→測定器具が必要→面白げな測定器具があれば,課題なんてあっという間というあたりが,淡々と思いつきます。

そんなことで,買ってみたのが
COLEMETER 非接触温度計 デシタル温度計 赤外線温度計 赤外線放射温度計 デシタル測定器

これを向けた物の温度をはかる道具です。これ一つあれば,自由研究の20や30はあっという間にできます。

というきっかけで買ってみたのですが,すごく面白いです。

食い物や飲み物の温度を測ってみる。
料理中のフライパンや油の温度も測れる。
真冬の山小屋周辺の物を測ってみる(あと少しでマイナス20度!)
夏の暑い日にガンガンに熱くなっている金属部の温度をはかってみる。
ちょっと体調が悪くて足先が冷たいなあと思ったら,足の温度をはかってみる→おー低い!。いわゆる体温計でわからない体調が把握できるかも。
家のトースターは2枚焼きで,1枚だけ約ときはスイッチを動かす。でもスイッチ表示がよくわからず,しかも微妙に片側が強くなるだけ。説明書をみるのも面倒なまま→これを使えばどちらが熱くなっているかすぐにわかります。

というところで,なんとなく置いておくと,面白くて便利な物です。