? 弁護士インタビュー 小林芳郎|マイタウン法律事務所

弁護士インタビュー

弁護士小林芳郎

マイタウン法律事務所を,就職先に選んだ理由を教えてください。

就職の際,神奈川県内で探していたというのもありますが,当時は,ターミナル駅でなく,居住地エリアに事務所を展開している(展開を予定している)事務所が少なかったので,その点が目新しいと感じました。

また,事務所の取り扱い分野が,一般民事中心ということもあり,その点も,自分に合っていると感じたので,当事務所を選びました。

当事務所では,一般の方がよく相談するような,離婚,交通事故,借金,相続 等の相談が多いです。個人的には,交通事故部門の主任をやっていることもあり,交通事故事件を多く取り扱っていますが,取り扱い案件については,弁護士によってばらつきがあると思います。

企業法務の割合は,中小企業 等で,1割に満たないです。

マイタウン法律事務所の教育体制について,また,小林弁護士の仕事のスタイルについて教えてください。

1年目は先輩弁護士とともに,共同受任を行うことが多いですが,そのなかから,数多く扱った事件や相談などは,徐々に独り立ちをしていきます。

現在私はもうほとんどの事件が個人で受けているもので,逆に後輩と一緒に入っている事件があります。

当事務所は,ハードワークの文化がなく,やることをやっていれば早く帰っていいという雰囲気です。私は土日はほとんど仕事をしません。平日も,日によりますが,子供が小さいということもあり,早く帰る日も多いです。平均するとだいたい7時か8時くらいには帰宅しています。

主任制度とはどういったものですか?

事務所の方針や個人の希望に応じて,取り扱いの重点分野に弁護士を配置するという制度をとっています。

具体的には,交通事故,離婚,B型肝炎給付金請求 等の注力部門に対して,それぞれ主任を配置して,その弁護士が,重点的にその分野の事件の取り扱いを多くしたり,事務所内でホームページを立ち上げたり,勉強会を開いたりするなどして,その分野に研鑽していきます。

私は,交通事故部門の主任ですので,定期的に研修等に参加したり,裁判所の会合に参加するなど,その分野の知識を豊富にするため研鑽を行い,それを事務所にも反映させています。

後輩弁護士の指導はどのように行っていますか?

1年目の弁護士は,まずいきなりひとりで事件を取り扱うということはありませんので,先輩弁護士と一緒に,事件の相談から契約,その後の手続き(交渉や訴訟 等)を遂行していきます。

交渉についても,先輩と相談しながら,文書,電話,メール 等の手段で相手と交渉する方法を学んでいき,訴訟では,起案の指導や,訴訟に同行し,訴訟手続きの進行についての指導を受けます。

その後徐々に先輩の指導から離れていき,最終的には完全にひとりで事件を扱っていくようになります。もちろんひとりで事件を扱うようになっても,先輩に質問することはまったく問題ないので,気軽に聞いてもらえればと思います。

今後,マイタウン法律事務所はどうなっていくと思いますか?

5年後,10年後がどういう方向に進んでいくかというのは,トレンドにもよるのであまり予想がつかないですが,過去の経験からすると,入所当時は,クレサラの相談が多かったのが,現在は交通事故や離婚 等の取り扱いが非常に多くなっています。おそらく事務所の方針としても,時代の状況にあわせて,相談の多い事件にあわせて注力分野を修正していくようなながれになるかと思います。

事務所の規模は,私の入所当時から比べると,人数も倍近くに増えてきているので,今後も,良い人がいれば,毎年数名ずつ採用しながら,拡大を続けていくのではないかと思います。

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