朝日新聞社説『成年後見10年』

本日の朝日新聞の社説

成年後見10年 連帯の支え手を広げよう
との内容でした。


専門家に成年後見を依頼したとしても

費用を払う財産のない場合はどうするか?

やる気のある市民に

ボランティアでやってもらう体制を築いていこうとう

趣旨のようです。


ただ、無報酬でも、責任は責任。

万が一、ミスがあったときには

責任を負わなければなりません。


このあたりについて

保険を整備するなり、法整備をするなりしたほうが

よいのではないかという気がしないでもないです。


現状は

高齢者の判断力がなくなっていても

成年後見人を選任せず、身内が事実上管理しているということが多いようです。


しかしこのやりかたでは

法律上、(身内とはいえ)人の財産を勝手に管理しているように

見られてしまう恐れもあります。

(高齢者に判断力がないとすると、依頼を受けているということはできません)。


そういう意味で、しっかり成年後見の手続をして

財産管理の権限を明確にしておいてほうがよいと思います。



成年後見制度については、当事務所のホームページの

こちらをご参照下さい。

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