Archive for 5月 27th, 2012

平成13年のヤクルト

日曜日, 5月 27th, 2012
さて、最近、あまりに弱いので、現実逃避で
最後に優勝したときのスワローズのメンバーを振り返ります。

1番 真中
2番 宮本
3番 稲葉
4番 ペタジーニ
5番 古田
6番 岩村
7番 ラミレス
8番 土橋

すごいメンバーです。
当時は、よくこの戦力で優勝したという感じで、実際、ライバルの巨人の自滅によって
ほうほうのていで、優勝したような感じでしたが、
今見ると、あまりにすごいメンバーです。

今年になって、2番の宮本と、3番の稲葉(現日ハム)が2000本安打を達成しました。
5番の古田も2000本を達成していますので、
2000本プレイヤーが、3人もいます。

おそらく、V9の巨人も3人(長島、王、柴田)
常勝西武も2人(清原、秋山)かなあ、と思いますので、それに匹敵します。

でも、多分、抜きます。
7番ラミレス(現DNA)は、昨年終了時点で1850安打です。
怪我がなければ、今年か来年には達成するでしょう。

6番岩村(現楽天)も日米通算で1500安打を超えています。
現在、楽天で出場できていないようですが、
年齢から考えても、きっちり復活すれば
やはり、2000本を達成する可能性は高いといえます。

そうすると、2000本プレイヤーが5人。
これは、すごすぎるメンバーです。

さらに、残りの3人も
1番真中は、後に代打安打の新記録を樹立します。
4番ペタジーニは、日本にいた期間の関係で2000本は打ちませんが
優良外人が多いヤクルトの中でもナンバーワンといってよい助っ人です。
8番土橋は、以前、このブログでもとりあげた、数字に残らないスーパープレイヤーです。

そして、上記の2000本プレイヤーのうち、古田以外は
当時は、2000本達成は予想されていなかった面々です。
逆に言うと、その後、予想以上に活躍していったということです。

当時の監督、若松さんは、育てるのが上手と言われていましたが、
その手腕が、10年以上の歳月を経て、見事に証明されたといえるのでしょう。

あらためて、肩書き付きで書くと

1番 真中 代打安打の日本記録
2番 宮本 2000本安打
3番 稲葉 2000本安打
4番 ペタジーニ MVP
5番 古田 2000本安打
6番 岩村 メジャーリーガー
7番 ラミレス 後に2回のMVP
8番 土橋 目立たぬスーパープレイヤー