ブラック企業

ブラック企業がどうのという本が
色々なところで評価されているようでしたので
少し前に読んでみました。

まあ、「どっちがブラックだよ」
と思う部分もありますが
感じ方は人それぞれということで。

とはいえ、私が初めてしたアルバイト先は
ブラック企業で、それにイタク傷ついたワタクシは
ブラック企業の被害者だったのかもしれません。

高1の頃、とにかくバイクが欲しかった私は
高給にひかれて、教材の訪問販売のアルバイトをしました。
とても役に立つとは思えない
(ただし、当時私がそう思っただけで、本当は素晴らしいものだったのかもしれない)
教材を何十万円で売るために、各家庭をピンポーンして回るという仕事です。

何日か(数日だったか、もう少しだったか記憶は曖昧です)して、
(幸い?)全く売れないまま、やめましたが、
毎日、売れないとボロクソ言われました、
同じときに入った別のアルバイトは成約していたようで、
何ともいえない気持ちでした。
そして、営業なる仕事はこのように詐欺のような仕事をするのか
とても自分にはできないなあ、と思い
将来、就業する意欲が著しく減退した気がします。
(まあ、そんなこともあって、哲学者にでもなろうと思ったわけです)

そんなわけで、ブラック企業の被害者なる人たちの
気持ちも分からんでもないですが、
若者には、もう少し早い時期に、
社会の荒波を軽く浴びせておいたほうがよいのかもしれません。

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