今年読んだ本

暮れではありませんが、ときが経つのが早いので、今年を振り返りはじめます。
新聞の書評で興味をもち昨年暮れから読み始めた

『マッキンゼー―――世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密』

この本で、マッキンゼーをつくりあげたマービン・バウワーに興味を持ち、その伝記と著書を読んだのが次の2冊

マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー

マッキンゼー 経営の本質 意思と仕組み』

この3冊から、優秀な人間を集めた組織の発展のさせ方、トップのスタンスについて、大きな示唆が得られました。

ついで

ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営者

とても刺激が強い本でした。ムチを入れられた気分です。
刺激を受けて、この本に記載のベゾス愛読本だか推奨本だかから、読んでなかった何冊か読みました。まず

日の名残り

最近は、ほとんど小説はよまないので、久しぶりの小説でした。つぎに

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』

経営本ですが、物語形式です。私は、論述形式のほうが読みやすいです。

私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ

エネルギーに満ちている経営者の話です。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき 』

気になっていた本でしたが、ベゾスの本に出ていたので、今年の夏休みの課題図書としました。このあと読んだジョブズの伝記中で東芝から小型HDDを見せられIPODにつながったエピソードが、この本をふまえるととても面白く思いました
課題図書のもう1冊は(ここ以降は、ベゾスの本の推奨から離れます)

エクセレント・カンパニー

有名な本なので読んでおこうと思ったのですがマッキンゼーの営業用の本?
分厚いけど読みやすく、それなりに面白かったです。

あとは、

スティーブ・ジョブズ I
スティーブ・ジョブズ II 』
デタラメぶりがとても面白かったです。
成功者が人格者であることを願う方々には
「お気持ちは分かりますが」と言うしかないですね。
ベゾスにしろジョブズにしろ、さらにマービン・バウワーにしろ
成し遂げることに対する信念・こだわり
が強いから、人の機嫌を損ねることを気にせず怒りまくり
最終的に大きなことを成し遂げるのだと思います。
自分の甘さを痛感します。

ビジネス書が続きましたが、それ以外も少しは読んでいます。

遠野物語
いつかは読もうと思ってました。言葉遣いが古いですが、意外に読みやすい。
現代社会の病理とでも言いたくなることの多くは、昔から田舎の人間社会で起きていたようです。
様々な種類の人さらい、がいたようです。

ファウスト
これも、いつか読まなきゃと思っていました。
でも詩も戯曲も苦手なので、なんだかよく分かりませんでした。

逆説の日本史〈12〉近世暁光編

10年以上前に、PDAのクリエを使っていた頃
電子書籍のはしりで、クリエで読んでいたシリーズです。
キンドルで久しぶりに買ってみました。
エネルギーが少なくても読めるので、気楽です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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