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真中が監督?

金曜日, 9月 12th, 2014
スワローズの次期監督として真中の名前が報道されています。
なんだか暗黒時代まっしぐらな感じです。

確かに,真中はたいしたもんです。
昨年の2軍での優勝,今年の強力打線の形成。

でも,リーグでダントツの攻撃力があるのに,なぜ最下位なのか
真中を監督にするというのは,その点についての思慮がまったくないような気がします。

今年の攻撃陣については,想定される中で最高といえる活躍です。
私は,開幕時に今年勝ち目があるとしたら,打って打って打ちまくるしかないと思いました。
でも,打って打って打ちまくりましたが,結局最下位です。

原因は,明らかです。
守備です。
ここ最近の順位低下の傾向をみれば明らかです

小川監監督で強かったのは2010年と2011年です。
センター青木,サード宮本,セカンド田中
はリーグを代表する守備上手でした。
そして,2012年から青木がいなくなり,大分弱くなりました
(青木の打撃面ではミレッジが形式上埋めているはずです)
2013年から,宮本と田中もレギュラーからはずれました。
守備がうまいといえる選手はレギュラーにひとりもいません。
連続最下位です。

野村監督時代は
終盤の守備固めだけのために,馬場とか佐藤真一とか
を他球団から連れてきました。
今のヤクルトが他球団から好んで連れてくるのは,守備は下手だが複数ポジション守れる人です。
また野村時代,2軍で抜群の打撃成績を上げていて将来性抜群の岩村を
守備が不安定という理由で1軍で起用しませんでした。
今年の山田の大活躍はうれしいですが,岩村デビュー時と考え方の違いも気になります。

今年,打撃が強いのに,チームが弱いのは何故なのか。
守備練習の時間を削って打撃練習をしていたのではないか?
そのような時間配分を主導したのは真中なのではないか?

来期に必要なのは,山田や川端等の成長余地のある選手に猛烈な守備特訓をし
成果がでなければ,いくら打ってもレギュラーから外すような監督なのではないかと思います。

投手に人材がいないのではなく,守備が下手だから投手陣が崩壊しているという前提で
改革してもらいたいものです。