Archive for 5月, 2010

HappyWedding!

日曜日, 5月 30th, 2010
今日は、事務所のY弁護士の結婚式二次会に
出席してきました。

会場は、横浜の港を一望できる
シックで落ち着いた雰囲気のレストラン。
いつも見慣れている横浜の景色ですが、
この日の夜景は一段と綺麗に見えました。

仕事中のY弁護士はいつもキリッとシャープな
印象ですが、この日は終始やわらかな笑顔で、
思わずこちらも笑顔になってしまいました。

とっても印象的だったのが、
奥さまへのプロポーズ!

今までハッキリとした言葉でプロポーズをして
いなかったとの事で、改めて素敵な言葉を
奥さまにプレゼントしていました。

家族や恋人など、
大切な人に改めて感謝や自分の想いを伝えるのは
照れくさくてなかなかできないものですが、
奥さまの明るい笑顔を見て、
直接、言葉で伝える事の大切さを感じました。
心に残るとても素敵なシーンでした。

あっという間の2時間でしたが、
幸せに包まれているY弁護士と奥さまから
パワーをもらい、素敵な休日を過ごすことができました。

『マネジメント 務め、責任、実践』ドラッガー著

金曜日, 5月 28th, 2010

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やっとのことで読み終わりました。

1巻400ページ以上で、全4巻の大作です。

私は本を読むのが遅いので

正月から読み始めて、ようやく読み終わりました。

小説以外でこんなに長い本を読むのは、学生時代以来だと思います。

 

学生時代に読んだ、

『純粋理性批判』(カント)

『存在と時間』(ハイデガー)

『国家』(プラトン)

等の大著は

長い時間を掛けて自分の血肉になったように思います。

 

『マネジメント』も、まだ消化し切れていない感じがありますが

じっくり染みこんでくれればと思っております。

 

マイタウン法律事務所のマネジメント態勢をより充実させて

組織として一流の仕事をしたいと思っています。

 

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当事務所の任意整理

金曜日, 5月 28th, 2010

本日は、当事務所の任意整理についてお話しいたします。

当事務所の任意整理のこだわりは、次のとおりです。

 

任意整理は一般に

貸金業者から取り寄せた借入・返済の履歴を

利息制限法の制限金利で計算し直して正しい借入残高を算出し

その借入残高をもとに

”遅延損害金や先々の利息はカットする”という条件をつけて

弁護士が貸金業者に対して、返済の金額や方法を交渉します。

 

貸金業者がこの基準で作った和解案にすぐに応じてきてくれるのであれば

どの弁護士に債務整理を依頼しても、結果は同じになります。

 

しかし私の経験から言わせていただくと

すべての貸金業者とすぐに和解できるということは滅多にありません。

時と場合により、和解案をなかなか受け入れない貸金業者が出てきます。

 

冒頭に書いた”遅延損害金や先々の利息はカットする”

という和解の条件は、実は法律で定められたものではありません。

つまりこれは裁判で適用される基準ではないのです。

 

和解交渉がうまくゆかず、万が一貸金業者から裁判を起こされ

その裁判に負けてしまった場合

”遅延損害金や先々の利息を含んだ”借入金を一括返済せよ

との判決がくだり、

給料の差し押さえをされてしまうという事態に陥る危険もあります。

 

だからといって、貸金業者から裁判を起こされることを恐れて

すぐに弁護士が譲歩してしまうのであれば

なし崩し的に不利な和解をすることになります。

 

では、依頼者に有利で公正な和解をするために

弁護士はどうやって貸金業者と交渉すればいいのか?

 

・・・と、これ以上の話は

交渉の相手方である貸金業者がこの記事を読むかもしれないので

企業秘密とさせていただきます。

 

ここで言えることは、任意整理の交渉は

弁護士にとっては胃がキリキリ痛むほど神経を酷使する作業だということです。

貸金業者との和解交渉に一定のルールを定めてしまって

交渉までも弁護士が行わずに事務員任せにすることも可能ですが

当事務所は

依頼者ごとの事情を無視したルールどおりの交渉が

依頼者それぞれにとって一番良い解決方法だとは考えていません。

 

当事務所では、弁護士自ら任意整理の交渉をしています。

法律の専門家で交渉のプロである弁護士自ら

依頼者の状況をふまえ、

貸金業者についての情報を駆使しながら

依頼者にとって最適な解決法を導き出します。

 

依頼者のみなさんに安心してお任せいただける任意整理

私たちは常に目指しています。

高田監督辞任

水曜日, 5月 26th, 2010
ヤクルトスワローズの高田監督が辞任表明
ヤクルトスワローズの高田監督がついに辞任を表明しました。

昨年の成績は、セリーグで3位。

一見すると成績に問題はないようですが

実際は昨年の夏から失速し、

ずっと勝てない状況が続いていたのです。

必死になって工夫し、色々な手を打ち続けても

結果がでないことがあります。

それが長期間続くと、今度はいったいどうすればよいか分からなくなります。

「辞めること」が責任を取っていることになるのか

逆に無責任な行動なのか

判断は難しいところだと思います。

今回の辞任は ヤクルトファンとしては

光が見える出来事ですが

(一昨年のオリックスの例もあるし)

経営者の立場の自分としては複雑な心境です。

野村監督が戻ってくれば、と思うが、さすがに無理か・・・。

スーツの補修

火曜日, 5月 25th, 2010

日曜日、冬物のスーツをクリーニングに出そうとしたところ

ズボンのポケットの横が破れていることが判明。

高かったのに・・・。

 

スーツは多少高めのほうが、長持ちして、結局は安くつくと期待していました。

あきらめがつかず、何とかならないかと

家にあるはずの、端切布を探しましがた見あたりません。

 

スーツを購入した店に行って、事情を話しました。

すると担当の方から

「大丈夫です。端切がなくても、しっかり補修します!」

との頼もしい言葉。

気持ちの重さが、ふっと軽くなりました。

 

私たちの法律相談も

相談者の方々の心をこのように軽く出来ているとしたら

うれしいことです。

失火責任法(しっかせきにんほう)

月曜日, 5月 24th, 2010

「失火責任法(しっかせきにんほう」という法律があります。

 

これは明治時代にできた法律で

過失で火事をおこしても ひどい過失がない限りは損害賠償責任を負わないでよい

ということを定めた法律です(今も生きている法律です)。

 

うっかりミスから思いも寄らぬ事態を引き起こしてしまい、

その責任を果たすため、一生棒にふるうのはいかがなものか・・・?

 

人は誰でも「うっかりミス」をする以上

(たとえそれが火事であっても)

その迷惑はお互い様ではないか。

 

寛容の精神に満ちていて、好きな法律です。

 

最近の世相からすると

被害を強調して ミスをした加害者を徹底的に

”つるしあげる”ことをよしとするようです。

しかも、損害賠償という民事責任の追及だけならまだしも、

刑事責任追及にまで発展することも少なくないようです。

 

失火責任法のような 寛容な法律がもっと制定されるようになるのは

まだ先のようです。

 

(さらに…)

山菜採り

土曜日, 5月 22nd, 2010
今日は家族(私、妻、子供2人)と一緒に山菜採りに出かけました。

以前から目をつけていた場所へ行ってみたのですが

残念ながら、芽はまだ出ていませんでした。

芽の出ている場所を探して道沿いに進んでいると

途中でタヌキが現れました。

タラの木は、森の中ではなく、道路脇の日のあたる場所を好むそうです。

しばらく探し回っていると

ようやく何箇所か芽を出している場所を見つけました。

自分では手の届かない高いところは

芽のある場所を子供に教え、肩車をして取ってもらいます。

そのうち、子供も自分でタラの芽を見つけられるようになりました。

子供は得意になって

「あっちにもあるよ、こっちにもある!」

と、芽を見つけてははしゃいでいました。



タラの芽は、いちごパック一つ分程度の収穫でした。

マユミの新芽も食べられるとのことなので

少し摘んで家に持ち帰り

タラの芽といっしょに天ぷらで食べました。

タラの芽はおいしかったのですが

マユミの味は正直よくわかりませんでした。

しかし考えようによっては

木の芽がアクも感じずに食べられたというだけでも

意味があるかもしれません。

上の子供もタラの芽はおいしいと言って食べましたが

マユミは警戒して食べませんでした。

完全独学での山菜採りですが、家族共々無事でいます。

今現在、中毒症状はないようです。

当事務所の引き直し計算

木曜日, 5月 20th, 2010
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)と

過払い金返還請求に共通する作業として

利息制限法での引き直し計算があります。

29%なり26%なりの金利で計算された業者の計算書を

あらためて18%等の法律で定められた金利の範囲で計算しなおすものです。

※詳細についてはこちらをご覧下さい

利息制限法での引き直し計算とは

具体的にどんな作業をしているかというと

業者から届いた返済・借入の一覧表を

計算式の入ったEXCELファイルに

日付・返済金額・借入金額を改めて入力し

法定金利で計算すると借金の残高はいくらになっているかを確認するのです。

利用するEXCELソフトにもよりますが

1回の取引について、年、月、日、金額の4項目の入力が必要になり

1ヶ月に貸付と返済がそれぞれ1回ずつあるとすると

1ヶ月に8項目、

1年で96項目の数字を入力することになります。

それが10年の取引であれば、

1社の引き直し計算でも1,000個もの数字の入力が必要になります。

この入力作業を、事務員がすべて手作業で行っているわけです。

これだけの事務作業ですので、必然的に入力ミスが発生します。

1行抜けたり、1桁間違えたり、

貸付と返済を間違えたり・・・。

ミスがあれば、正確な金額を導き出すことができず

引き直し計算の意味がありません。

ミスがないかの見直し作業も一苦労です。

このように大変な作業なので

引き直し計算を外注に出す弁護士事務所も多くなっています。

しかし、外注に出したからといって、ミスがなくなる訳ではありません。

当事務所も、引き直し計算の精度向上には頭を悩ませてきましたが

現在は以下のような方法をとっています。

1.内部の事務職員2名が、バラバラに同じ計算書の入力作業をする

2.結果が一致するかどうか確認する

この場合、ミスが発生する確率は2乗分の1

すなわち

一人で入力する場合に発生するミスの確率が1,000分の1であれば

2人が同じ場所で間違える可能性は、100万分の1になります。

長々と書き連ねてしまいましたが

ここまで慎重に引き直し計算をしている事務所もなかなかないもの自負しております。

青葉台事務所お披露目会

水曜日, 5月 19th, 2010
今日は、今年3月に新設された 青葉台事務所のお披露目会でした。

青葉台事務所は

二俣川主事務所、金沢文庫事務所(平成21年12月設立) に続き

当事務所3つめの拠点となります。

こちらの事務所では 弁護士 柳下明生

事務員 1名が常勤で仕事をしています。

普段それぞれの事務所で仕事をしている

弁護士、事務員が この日久しぶりに顔を合わせました。

お披露目会後の夕食会も 話が尽きず、盛り上がりました。

お料理もとてもおいしかったです!

(夢中になって食べていたら写真を撮り忘れました。

すでにデザートとなってしまっています。)



夕食会の会場は

青葉台事務所にほどちかい「梅の花 横浜青葉台店」です。

離れて仕事をしていると みんなそろって、というのはなかなか難しくなりますが

また機会を作って集まりたいです。

事務所内の様子はこちらにご紹介させていただいています。

緑を基調とした明るい雰囲気の事務所内。

青葉台駅から徒歩1分と、好立地です。

事務員が明るい笑顔でお出迎えいたします。

青葉区、緑区にお住まいのみなさん

法律に関するお悩みをお持ちでしたら ぜひ青葉台事務所へお越し下さい。

当事務所の自己破産

水曜日, 5月 19th, 2010

近頃、債務整理を宣伝する事務所の中に

「どんな方法で債務を整理しても

結果は同じだから、整理の方法はどんどん合理化できる。

その合理化を実現したので、安い料金で債務整理が可能になりました」

というものをよく見かけます。

 

しかし当事務所は、債務整理の結果は必ずしも同じでないと考えています。

 

今回は、自己破産を例にお話ししたいと思います。

 

自己破産とは

借金を帳消しにするかわりに、価値ある財産も手放す

という債務整理の方法です。

(なお、「価値ある財産」に家財道具等までは含まれませんのでご安心を。)

 

先ほど申し上げた「違いが出る」一例は

破産者にとって必要な財産をどこまで守ったうえで破産できるかです。

 

そもそも破産制度は、破産者を懲らしめる制度ではなく

破産者の立ち直りを目的としています。

 

少し難しい話になりますが、

実質的な差押禁止財産” ”自由財産拡張

といった法的理論を駆使することで

破産者の財産を守ることができるのです。

 

また、破産者の金銭的負担の種類

(キャッシング残、税金の滞納、弁護士費用、裁判所費用)

等の種類と財産の残高などを綿密に調査し

どうすれば破産者の負担を最小限におさえることができるか?

をじゅうぶんに検討します。

 

このような法的主張は必ず裁判所で認めてくれるとは限りません。

しかし当事務所では、このような法的理論に基づいて

裁判所や破産管財人に対し積極的に働きかけ

実際にも相当程度認められています。

 

はじめから

「破産するのだから、財産を手放すことはしょうがないんだ」

と依頼者にあきらめてもらうのは簡単ですが、

それは当事務所の目指すところではありません。

 

もちろん財産隠し等の不誠実な破産申し立てにはいっさい協力しません。

また裁判所に対して

法的に無理な主張をすることもできません。

隠し立ては一切しないなかで

法的主張が可能な事案であれば手間を惜しまずに最大限の努力をする。

それが当事務所が行っている自己破産のスタイルです。